オリジナルTシャツに必要な採寸

オリジナルTシャツは最近ではネットで1枚から作ってくれるショップも多く、手軽に自分でオリジナルを作れるアパレルアイテムの代表格です。ここではオリジナルTシャツを作るために必要な採寸について、その位置や方法について説明します。一般的にはオリジナルと言っても、ベースになるTシャツはすでにいくつかの種類が用意されていて、その中から選ぶシステムになっている場合がほとんどです。デザインやサイズまでオーダーで作っていると、作業コストは莫大なものになり、型ロット400枚ぐらい作らないと価格が合わなくなってしまうからです。ベースになるTシャツをアパレル業界では「ボディ」と呼びます。「ボディ」の種類やクオリティは取り扱うショップによって変ってきますが、自分でオリジナルTシャツを作る場合の採寸は、希望するサイズとデザインに近い「ボディ」を選ぶ為の採寸、ということになります。

採寸はお気に入りのTシャツを測るのがおすすめ

採寸というと、自分の体の実寸を測ることを考えがちですが、既製の洋服には動きや着心地のために「ゆるみ」が入れられており、素材やデザインによってその「ゆるみ」の分量を調節してあります。素材や「ゆるみ」についてよくわからない素人が自分の体を測ってサイズを指定するのは危険です。手持ちのTシャツで気に入ったサイズ感のものを選んで、そのサイズを測ることをおすすめします。Tシャツの採寸箇所は10ヶ所前後あります。カットソーは「置き寸」と言って、テーブルなどの平らな場所において、平面で採寸します。最も重要な採寸箇所は、1、肩幅:左右の肩先を水平につないだ線2、身幅:左右の袖下と身頃の付け根(両脇の下)部分を水平につなぐ線。3、身丈:衿ぐりと肩線が交差する位置から垂直に裾までの長さ4、袖丈:肩先から袖口までの直線での長さです。この4点がベースになる「ボディ」と近いものを探しましょう。

さらに細かくイメージに近づける時に測るべき場所

同じサイズで選んだけど何かが違う、なんていうこともよくあることです。なぜなら先ほど説明したとおり、実際にアパレルがオリジナルでTシャツを作る場合は10ヶ所前後のサイズを指示するからです。全てのサイズを自分の思うように作ることは出来ないかもしれませんが、もう少しイメージを近づけるためにチェックすべき採寸箇所を挙げておきます。1、天巾と天前下がり:左右の衿ぐりを水平につないだ線。2、天前下がり:天巾から衿ぐりの下がり具合を垂直に測った長さなど、これらは衿の詰まり具合をあらわすサイズです。衿が詰まっているかあいているかで印象は随分変ります。チェックしておくことでイメージに近づくでしょう。3、AH(アームホール):AHは身頃の肩先と脇下をつなぐ線。4、袖口幅:袖口の幅この2点は袖のフィット感を示すサイズ。Tシャツの袖はその太さでかなり印象が変るので、イメージに近いサイズかどうかを確認する時、チェックしておけば大きなズレは減るでしょう。